絵本で育む子どものこころ♪

タハラ・ミユキ

2013年10月09日 10:09

こんにちは♪ベビーマッサージ教室cocohouseの田原みゆきです
ブログ訪問ありがとうございます

先日、県立図書館で「子育て絵本講座」があったので行ってきました
「絵本ではぐくむ子どもの心」と題して、就学前の幼児をもつ保護者が対象でした。

講師の先生は、別府市にある、松本記念児童図書館「おじいさんの杜」の
丸尾昇子先生でした。
(こちらの図書館にもぜひ行ってみたいと思いました!)


絵本の読み聞かせって何歳くらいまでしてあげたらいいと思いますか?

私は何となく、字が読めるようになるまでかな〜と単純に思ってましたが、
なんと「できれば小学4年生まで読んであげて欲しい」との事でした!

読んでもらうことで、無理なく本の楽しさを味わえて、想像力もつくそうです。
聞くチカラがつくと、人の話しも集中して聞けるようになるんでしょうね

そう言えば、私が小学3年生の時、担任の先生が時々、「吉四六さん」のお話を
読んでくれていたのを思い出しました(笑)
読んでくれるのがすごく楽しくて、どんどん話しの中に引き込まれて、
自分でも「吉四六さん」の本を買って読んだことを思い出しましたー^^


そして、丸尾先生の話しで印象に残った話しをいくつかしますと、
絵本の読み聞かせを通して、「言葉が育つ」ということでした。

1〜2歳になると、もう大人の言うことが分かってきます。
そんな時、読み聞かせを通して、話しかけるだけでは足りない言葉を覚え、
コトバをどんどん獲得していけるというのです。


また、「イメージ力が育つ」ということ。

例えば「がちゃがちゃどんどん」
参加者の皆さんで、何を想像するか言い合いこしました^^


作・絵: 元永 定正

これはムスコも音の響きが面白くて大好きな絵本です。
「これは何(の音)かな?」と質問しながら読むと更に面白いでしょうね。


そして最も印象に残ったのは、「子どもは元気に外で遊ばせてくださいね〜」
とおっしゃっていたこと(笑)
外で元気に遊んでいる子は、五感を使って言葉の意味を理解して、
すっと言葉がカラダに入ってくるそうです。

これは私も納得しました^^
字を早く覚えなくても、いつかは読めるようになるんだから(笑)
読めるようになったときに、体験を通してコトバの持つ意味を理解したり、
想像力が豊かで物語をイメージするチカラがつきやすかったりするのかなと思いました。


背伸びをして難しい絵本を読んだり、
字が読めるようになったからといって自分で読ませたりする必要はないということ。

子どもは、自分で読んで物語を理解するのって結構難しいことなんだそうです。
難しいとだんだん読書離れしてしまうので、だから
「小学4年生くらいまでは読み聞かせをしてくださいね」ということになるんでしょうね^^


最後に絵本を選ぶポイントですが、最近の絵本も良い絵本がありますが、
たくさんあるので迷われたときは、やはり20年以上読まれ続けられている本を選ぶといいそうです。

ちなみにうちのムスコが大好きな本も昔の絵本ですねー^^


作: 渡辺 茂男
絵: 山本 忠敬

乗り物絵本なら、「山本忠敬さん」と言われるくらい、
乗り物をとってもリアルに丁寧に描かれています。

他にも「しゅっぱつ しんこう!」や「ずかん・じどうしゃ」などもあり、
乗り物大好きなムスコは全部大好きで本がボロボロになっています(笑)


なかがわえりこ と おおむらゆきこ作

ぐりとぐらは、ずっと愛され続けている絵本ですよね。
ぐりとぐらのカステラに憧れて一度は挑戦してみたくなりますよね^^

親子でカステラを作ったら思い出に残る1冊になりますね


ベビーマッサージと絵本の読み聞かせの良さってたくさん共通点があります。
赤ちゃんの頃から続けていると将来の人間形成にも大きく関わってきます。

どちらも家族からの愛情を感じますよね。
親子の絆も深まりますし、お互いリラックスできる時間です。

そんな温かい時間をずっと持てる家族でありたいですね。

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